憧れの人発見！その38〜最終回 [野球]
私の野球人生最後の試合は何の抵抗もなく終ってしまいました
試合会場を後にしながら、控えグループと後輩たちはポツポツと話しました
「高校は硬式でやるんですか？軟式でやるんですか？」
「俺は硬式かな〜？」「あの高校は軟式あるやろ〜？」
私は、「高校では野球やらないよ〜」「俺にはもう無理だ〜」なんて、話している中
「俺、先輩の野球が大好きです」
げ！。。。
「俺も！」
「先輩はグローブを絶対に投げない」
「暑い中、あいつらから隠れるように水道に連れてってくれて『水飲め』って」
「あいつらに意味もなくケツバットされてたら、止めてくれた」
あーそー。。。技術的な話しが無いね。。。
でも。。。
全部、憧れの人からもらったものでした
憧れの人はことあるごとに全員にこう言ってました
「グラウンドでボールを追いかけている時だけが野球ではない」
「練習前や練習後だって野球なんだ」
「グローブの入った鞄を持って歩いている時だって、それは野球をやってるんだ」
私はこの言葉を私なりに解釈して実践していただけです
憧れの人の言葉は正しかった
今思えば、高校でも野球を続け、甲子園目指すのも良かったかなと思います
ベンチにも入れず、スタンドで仲間を応援する野球もありだったかな
まあ、高校では体操部を設立し、道具集めから始めたこともとても面白かったんですけどね
今では県で強豪の体操部になっていることは自慢です（あ！今は弱いらしいけど。。。）
作ったのは俺たちなんだよ〜
この話しはまた別の機会で
憧れの人は高校でも野球をやっていました
県内では甲子園に行けそうな高校でしたし、県内のベスト9に入ったこともありました
でも、甲子園には行けませんでした
それから憧れの人の情報はパッタリと途絶えます
そして20年経った今、憧れの人を発見したわけです
憧れの人が野球をやっていたことが嬉しくて嬉しくてなりません
おかげでもう一度、野球について振り返り、深く考えることができました
さすが、私の憧れの人です
野球はチームプレーがほとんどありません
目の前にきたボールに対して処理していくしかありません
それでも、勝つためにはチームワークが必要でした
どうするか？
それは気持ちです
チームとしての意思を1つにする
憧れの人が教えてくれた「ONE FOR ALL」が必要だったのです
オリンピックやらW杯やら、いろんな競技で結果を残せるチームと結果を残せないチームの大きな違い
意思が1つなら強いし、意思がバラバラなら弱い
そんなことを憧れの人はずっと言い続けていたのでしょう
出会ってから30年弱経った今、私は気が付いたのです
私は馬鹿でした
人生「ONE FOR ALL」です
「完」
あっ！最後に思い出しました
憧れの人が私に凄く大切なことを言ってくれたことを
その大切な言葉を10年以上忘れていた様な気がします
それは、私が中学1年の夏、憧れの人が引退する大会が始まる前のことです
ボールもろくに触れず、しごきに近い練習の後、着替えも終わりグッタリとしていた私に憧れの人が言ったのです
「走ってばっかりで辛いか？ボール打ちたいわな？」
はい。。。
「辛いからって辛い顔しとんなや」「辛い顔したって何も変わらん」
「男はな、辛ければ辛いほど胸張って笑え、苦しければ苦しいほど胸張って笑え」
「男の最後の武器は笑顔や！あはははは！」
ははは。。。
自分でどうにもならなくなった時、何をしたらいいのか分からなくなった時
そんな時は今の環境を嘆くよりも笑っていたほうが道は開けるということでした
その話を聞いた後、憧れの人の言葉を馬鹿正直に実践し、苦しい時こそ空意地を張って笑ってました
そして、いつの間にか実践することもなくなりました
今、私に必要なことなのかもしれません
今の世の中に一番必要なことかもしれません
しくしく泣くなら、笑ってたらいい
死にたくなったら、笑ってたらいい
腹が立ってむかついたら、笑ってたらいい
馬鹿だと思われても、笑ってたらいい
笑ってたらいいのです
試合会場を後にしながら、控えグループと後輩たちはポツポツと話しました
「高校は硬式でやるんですか？軟式でやるんですか？」
「俺は硬式かな〜？」「あの高校は軟式あるやろ〜？」
私は、「高校では野球やらないよ〜」「俺にはもう無理だ〜」なんて、話している中
「俺、先輩の野球が大好きです」
げ！。。。
「俺も！」
「先輩はグローブを絶対に投げない」
「暑い中、あいつらから隠れるように水道に連れてってくれて『水飲め』って」
「あいつらに意味もなくケツバットされてたら、止めてくれた」
あーそー。。。技術的な話しが無いね。。。
でも。。。
全部、憧れの人からもらったものでした
憧れの人はことあるごとに全員にこう言ってました
「グラウンドでボールを追いかけている時だけが野球ではない」
「練習前や練習後だって野球なんだ」
「グローブの入った鞄を持って歩いている時だって、それは野球をやってるんだ」
私はこの言葉を私なりに解釈して実践していただけです
憧れの人の言葉は正しかった
今思えば、高校でも野球を続け、甲子園目指すのも良かったかなと思います
ベンチにも入れず、スタンドで仲間を応援する野球もありだったかな
まあ、高校では体操部を設立し、道具集めから始めたこともとても面白かったんですけどね
今では県で強豪の体操部になっていることは自慢です（あ！今は弱いらしいけど。。。）
作ったのは俺たちなんだよ〜
この話しはまた別の機会で
憧れの人は高校でも野球をやっていました
県内では甲子園に行けそうな高校でしたし、県内のベスト9に入ったこともありました
でも、甲子園には行けませんでした
それから憧れの人の情報はパッタリと途絶えます
そして20年経った今、憧れの人を発見したわけです
憧れの人が野球をやっていたことが嬉しくて嬉しくてなりません
おかげでもう一度、野球について振り返り、深く考えることができました
さすが、私の憧れの人です
野球はチームプレーがほとんどありません
目の前にきたボールに対して処理していくしかありません
それでも、勝つためにはチームワークが必要でした
どうするか？
それは気持ちです
チームとしての意思を1つにする
憧れの人が教えてくれた「ONE FOR ALL」が必要だったのです
オリンピックやらW杯やら、いろんな競技で結果を残せるチームと結果を残せないチームの大きな違い
意思が1つなら強いし、意思がバラバラなら弱い
そんなことを憧れの人はずっと言い続けていたのでしょう
出会ってから30年弱経った今、私は気が付いたのです
私は馬鹿でした
人生「ONE FOR ALL」です
「完」
あっ！最後に思い出しました
憧れの人が私に凄く大切なことを言ってくれたことを
その大切な言葉を10年以上忘れていた様な気がします
それは、私が中学1年の夏、憧れの人が引退する大会が始まる前のことです
ボールもろくに触れず、しごきに近い練習の後、着替えも終わりグッタリとしていた私に憧れの人が言ったのです
「走ってばっかりで辛いか？ボール打ちたいわな？」
はい。。。
「辛いからって辛い顔しとんなや」「辛い顔したって何も変わらん」
「男はな、辛ければ辛いほど胸張って笑え、苦しければ苦しいほど胸張って笑え」
「男の最後の武器は笑顔や！あはははは！」
ははは。。。
自分でどうにもならなくなった時、何をしたらいいのか分からなくなった時
そんな時は今の環境を嘆くよりも笑っていたほうが道は開けるということでした
その話を聞いた後、憧れの人の言葉を馬鹿正直に実践し、苦しい時こそ空意地を張って笑ってました
そして、いつの間にか実践することもなくなりました
今、私に必要なことなのかもしれません
今の世の中に一番必要なことかもしれません
しくしく泣くなら、笑ってたらいい
死にたくなったら、笑ってたらいい
腹が立ってむかついたら、笑ってたらいい
馬鹿だと思われても、笑ってたらいい
笑ってたらいいのです
ナイス、1万個じゃ〜！！！
“笑ったらいい”
今のボクに染みました
ありがとう
by K-コーチ (2008-12-09 17:03)
K-コーチさん
nice&コメントありがとうございます
”ありがとう”は憧れの人へですよね
私も”ありがとう”です
最後だから書きますが、これを書いているとき何度も泣きながら書いてました
「俺は今頑張っているか？今頑張っているか？」って自問自答しながらね
さて、まだまだ続きます！
高校体操部編が！！
by おまぶん (2008-12-09 23:41)