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ついにエンディングを迎える〜県大会予選ブロックトーナメント敗退 [少年サッカー]

県大会予選ブロックトーナメント準決勝で我が息子のチームは破れました
1-2だがスコア以上の完敗
よくぞ、圧倒的に試合を支配されたにも関わらず失点を2で抑えた
よくぞ、少ないチャンスを生かし得点した
ベストゲームとは言わないけど、精一杯力を発揮した試合だと思いました


試合開始からボールを満足にキープさせてもらえない展開
すばやい寄せに対抗できず守備に翻弄するばかり
耐えに耐え、必死に耐えた前半は0-0で折り返します
しかし、後半開始直後
右サイドをあっさりと深く抉られて、グラウンダーのセンタリングをペナルティエリアに入れられます
ボールウォッチャーになった我が息子のチームのDF陣
ゴール正面で相手選手を3人もフリーにしてしまいました
後半立ち上がりの危険な時間帯で、失点
過去何度も見たパターンでした
そして、次々と失点を重ねていく
これがお決まりのパターン

ところが、彼らは踏ん張りました
競り合いに負けっぱなしではなくなりました
「負けたら終わってしまう」ことに気がついたのでしょうか
そして、攻撃にも少しだけリズムが出てきたのです

でも、少し前掛かりになったのを相手は見逃さず、左サイドからアーリークロスを入れられ、DFが整う前にゴール右隅に決められました

万事休す

私は負けを確信しました
ここから、彼らはどんな最後を迎えるのか
そこだけを見てました

私が6年間見続けたチームの最後
世界で一番大好きなチームの最後
私の宝物の最後

残り時間僅か
FKからゴール前の混戦でねじ込み1点差
チーム全員の気持ちの入ったゴールでした

1−2を1-3になってもいいから、リスクを背負って2-2に持って行こうとする気迫が見れなかったのも彼ららしいかな

主審のホイッスルが私の胸に突き刺さりました
これで、おしまい

ベンチを引き払い、子供達とコーチの話が終わった後の子供達の涙ながらの挨拶
保護者も涙する人が大勢


しかし、私は泣かなかった
想像していた自分はそこにいませんでした
鼻水たらし、嗚咽するほど泣くだろうと想像した自分はいませんでした

私は泣かなかった


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えどもん

数年後の私がそこにいるのかなあ...と思って読みました。
冷静に1つのピリオドの試合を見れる。
これは、小学生最後の試合ですけど、ピリオド、いや、カンマなんでしょうね。 
続きはまだあるのでしょう、彼らのストーリーには。

by えどもん (2009-01-29 12:35) 

おまぶん

えどもんさん
nice&コメントありがとうございます
ピリオドもあればカンマもあるんでしょうね
彼らのストーリーがこれからも続くように、大人だってストーリーはまだ終わらないのかも
by おまぶん (2009-01-30 23:19) 

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