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エピローグ〜敗退決定後のグラウンドで [少年サッカー]

県大会敗退後、予選ブロックトーナメント決勝の主審を我が息子のチームのヘッドコーチが務めるため、全員グラウンドに残こることに
私の目の前にはいつもと変わらない風景が流れていました
娘と始めたバドミントンもつまらなく感じています


でも、ある選手の妹さんとのバドミントンがこの上なく楽しかったです
お互い上手くなく、ラリーにならないのですが
それでも、ものすごく楽しかった
はしゃぎすぎて、私のほうが先にくたばったくらいです

時間が経ち、帰る雰囲気が漂い始めたとき、その子が言いました
「もう一度、バドミントンしてくれますか?」

よし!やろう!。。。

私の足は鉛のように重くなっていましたが、構わずその子とバドミントンを始めました
今まで遊んだことはもちろん、話したことすら無い、その子
その子と過ごした少しだけの時間があまりにも大切に思えてならなかった

きっとその日の出来事を全て忘れたとしても、この場所でバドミントンをしたことは覚えていることでしょう


何で楽しかったんだろうか?
その日の夜、娘を寝かしつけているときに考えました
あぐらの上には「おまぶん」が丸くなって寝ています

きっと意味がある。。。
この出来事には意味がある。。。
今は何だか分からないが、意味がある。。。

そう思ったら、涙が流れました

ぐっすりと寝ている「おまぶん」の上にポタポタと涙が落ちました


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